新入生よ。驕るな
我が家の小娘さんは、この春から念願の高校の門をかいくぐって
ぴちぴちの女子高生になった。
友達と遊びに出かける時に「ちょっと自転車で行ってみたら?」という私の問いかけに微笑みながら「死ぬよ?」と答える彼女にとっては徒歩通学は願ったり叶ったり。
高校は通っていた中学の隣なので、家を出る時間も以前と変わらない。
変わったのはお弁当を作る私の起床時間くらい。
2年前に卒業した8年間のお弁当生活再びである。
しかもここから6年は確定・・(娘→息子にバトンタッチするから)
┐(´д`)┌ヤレヤレ
材料の揃わない場所で作る8年より環境の整った6年の方が楽かなぁ
なんて思いながら冷食を使って楽しく作ってみてる。(まだ二日目)
そういえば、昨日帰ってきた小娘さんに初日の感想を聞いてみたら「まるで洗脳されていくようで明日も続く二日間のガイダンスが空恐ろしい」という。
どういうことかと尋ねたら「我が〇〇高校は〜で、〜するべき」と紋切り型の説明をされているらしい。まぁそんなもんだよね。
最初はガツンとくるもんだって。
入学式の校長先生の祝辞が「驕るな」だった事を思えば、そのくらいなんて事はない。地域では進学校の部類に入るため、そこへ入る事を目標に中学の3年間を頑張ってきた子供達が少なくはない中「自分より聡い人は大勢いる、己を知って決して驕るな(粛々と勉強に励みなさい)」と仰ったわけです。
さすが校長先生。ガツンにも重みがある。
小娘さん曰く「御三家落ちしてきてる人もいるからねぇ、驕るなっていうのもわかるわぁ」だそう。
試験に落ちて入ってきてる時点で十分凹んでると思うけどね。
やっと入ってひと息つく暇もなく課題に追われている小娘さんをみているとちょっとかわいそうな気がしないでもない。
今日は小娘さんお気に入りの冷凍すいーとぽてとを弁当に2個詰めて、
卵焼きはふた切れ入れて欲しいというリクエストにも応え、ごはんも減らした。
給食が苦手でお弁当生活大歓迎!と言っていただけあってわがままカスタマイズへの飽くなき欲求・・。
私も8年作ってたからってお弁当作りをナメてたらあかんのやな・・
粛々と詰めることにしよう。
(`・ω・´)キリッ